About Hatch
はっちについて

はっち代表 菊池大祐

代表メッセージ

みなさん、こんにちは。 突然ですが、支援とは「特別に」することだと思っている方も多いのではないでしょうか。私は、自分を含めてどんな人でも「支援」は常日頃、気づかないところで受けていると感じています。
例えば、赤・青・黄色で表される車の信号。信号が「文字」ではなく「色」を使うという配慮により、誰もがパッと見てわかりやすくなっています。また、「駐車スペース」なども「白線」が引いてあることで、どこに止めるのかを視覚的にわかりやすくしてあります。

この「当たり前」になっている支援、信号や白線がなくなると、多くの人が困ると思います。この支援が個々に合わせてもっと細かいものである、そんな社会が当たり前になったらいいな、今はそれらを当たり前にするために、私たち支援者がいると考えています。 「支援」と言っても、お子さま本人が過ごしやすいように環境を調整しすぎると、将来お子さまの生きる幅を狭めるかもしれませんし、じゃあ、お子さまの能力だけをどんどん伸ばしましょう、と無理すると、お子さまに負荷がかかりすぎるかもしれません。そうした「その子なりの塩梅」を一緒にご家庭やお子さまと伴走しながら見つけられる教室でありたいと考えています。

お子さまが生きやすくなること、そして、将来に渡って自分で人生を設計できるようになるべく、お子さま自らへの理解を深めることもサポートしていきます。「自分をまなんで、生きやすくする手段をまなんでいく」お手伝いができればと思います。

はっちの想い

01 すべてのお子さまは特別なひとり。

人生に正解はありません。
国際化・情報化社会の中で幸せのカタチも多様化しています。
多様な価値観の中で、どんなお子さまも「自分の幸せ」を見つけて生きていく力を養ってほしい、そう願っています。 周りと同じであることや、いわゆる「フツウ」であることではなく、自分らしく生きることを大切にしてほしいと考えています。

未就学〜小学校低学年くらいまでは、自己肯定感を高める大切な時期と捉え、お子さまの自主性の種を育んでいきます。 また、小学校の中・高学年くらいからは、「自己理解」についてのまなびをスタートしていきます。 自己理解を進めることで、社会で生きやすいだけでなく、自分に合った幸せの形も作っていきやすくなります。

02 すべての子がまなべる場所に。

はっちでは、「その子に合わせたまなび」を大切にしています。
合わないまなびは身につかないどころか、お子さまをより一層まなびから遠ざけてしまうリスクもあるためです。

まずはお子さまをまなびから遠ざけている理由を分析し、それを丁寧に取りのぞくことから始めます。 例えば、お勉強を始めようとすると不機嫌になったり癇癪をおこす、椅子に座らず走り回る、話を聞かない、などさまざまな行動があります。
お子さまの感覚特性や興味関心についてのアセスメントを行い、これまでの行動特性もお伺いした上で、 落ち着いて取り組める方法や環境設計を見つけるところからスタートします。
意欲的にまなぶからできることが増える、できることが増えて嬉しいからまたまなぶ、
そういった好循環のスタートを作ること、
そしてそれを途切れさせないことが大切だと考えています。
まなびは長くコンスタントにやっていくことで一番効果を発揮しますので、まずは焦らないことも大切になります。

03 保護者さまもご自身を大切にしてほしい

お子さまの健やかな発達のために、
できることをしてあげたい、
多くの保護者さまからいただく言葉です。
ただ同時に、保護者さま自身がとても疲れていらっしゃることも非常に多いです。 子育ては、365日24時間、お休みがありません。
保護者さまが保護者様らしく生活できることもまた、 お子さまにとってかけがえのない環境の一つです。
どうかご自身をいたわるお時間を少しでもとれるよう、はっちをご利用ください。

はっちではご希望があれば定期的に面談もさせていただきます。 お悩みやちょっとしたご相談など、何でもお話しください。 また、母子・父子同伴の支援にも対応しております。 お子さまのケアがしやすくなる環境設定などもアドバイスも差し上げます。
保護者さまのお困りごとを解決することも一緒にさせていただきます。

お子さまのことで
お悩みの方へ

小学校の授業で、板書ができません。漢字を覚えるのも苦手なので宿題にもとても時間がかかっています。算数も足し算・引き算がよく分かっていないようで、だんだん学校の勉強についていけなくなってしまうのが心配です。

好きなことや一人で行う活動はすごく集中できるのですが、集団での活動や気分が乗らないタイミングでの提案にはすべて「やだ」と答えて参加できません。保育園でも心配ですが、小学生になって学校の授業に参加できるのか、生活が送れるのか心配です。

もうすぐ3歳ですが、思うように発語がありません。この頃は本人なりにしたいことがでてきたようで、こちらも要求に答えようとするのですが、何をしてほしいのかわらないことが多いです。本人も、要求を伝えられず、癇癪になることが増えたような気がします。

抱え込まずに、
はっちへ
ご相談ください

はっちでは、個々の
お悩みとご家庭の希望に
合わせてサポートいたします

01

オーダーメイド個別支援

一人一人に合ったオーダーメイドの個別支援計画・プログラム設計が強みです。

保護者さまとお子さまのご希望をお伺いした上で、お子さまが楽しくスキルアップできるプログラムの設計をしています。
一人ひとりの特性や得意・好きに合わせたプログラム設計で、行きしぶりになりにくく前向きにスキルアップできます。

02

保護者さまへのサポート

ご希望に応じて週1回〜月1回の保護者さまとの面談もさせていただきます。お悩みやちょっとしたご相談など、何でもお話しください。日々のお子さまへの接し方から、将来の進路・就労選択まで、幅広くご相談をお受けしております。

また、母子・父子同伴の支援にも対応しております。お子さまのケアがしやすくなる環境設定などもアドバイスを差し上げます。保護者さまのお困りごとを解決することも一緒にさせていただきます。

03

まなびに対しての
専門的なアドバイス

お子さまに合ったまなび方を見つけることで、将来の可能性を大きく広げることができます。

はっちでは、ABA(応用行動分析)などの理論をベースとし、専門的な知見に基づいた支援計画の策定・プログラム設計を行っています。スタッフは全員ABAの研修を受けており、外部講師による定期研修も社内で実施しています。
また、言語聴覚士や公認心理士などの専門職も配置し、プログラムの策定から日々の支援にも直接関わっています。

保護者さまへのアドバイスについても学術的な最新情報を踏まえて行わせていただきます。

実際の事例をご紹介

2歳半

男の子

言葉の遅れがきになる

発語がなく、手などを引っ張る「クレーン」での要求がメイン。要求がちゃんと伝わらないと癇癪になることが多い。はっちでは、お子さまと一緒に楽しく遊び、何に興味をもっているのか、何が好きなのかのアセスメントからスタート。支援員と一同じものに注目できるのか、表情を伺うのかなどを見ていき、個別支援計画・プログラムを策定。遊びを通しておもちゃと絵カードを合わせてみたり、支援員と一緒の動きをまねてみたりすることからスタート。だんだんわかる言葉が増えてきて、「〇〇とって」の指示で対象物を持ってきてくれるように。また、口の動きがどれくらいできているのかをアセスメントし、言語聴覚士や体操の先生と相談して口の機能の発達についてもプログラムを実施していく。

年長さん

男の子

集団になじめない、こだわりが強い

好きな活動はすごく集中するけれど、みんなと一緒の活動を決められた時間に取り組むことが苦手。まずは支援員と一緒に「好きなこと」だけど「決められたもの」を一緒にやることから練習し、今は「一緒に決められたこと」を「ちょっとの時間」がんばることに挑戦中。はっちでは、小学校で使う予定の机と椅子を準備してあり、未就学のときから慣れておく練習も兼ねている。机に座って活動できる時間も30分以上に伸びた。今後はお友達と一緒に決められたことに取り組めるよう、小集団での活動も始めていく。

小学生

男の子

文字の読み書きが苦手

ひらがなを習い始めた頃から、書き取りの練習で「鏡文字」(左右が反転した文字)になることがある。カタカナやアルファベットも同様。なぜできないのか、周りの大人も理解できず、本人にきつく当たることも。 はっちでは、視覚だけでなく、触覚から文字を理解する手法をご提案。その結果、ひらがなが鏡文字になることが減り、正しく書けるように。また、読みも以前よりスムーズにできるようになった。次はカタカナと数字に取り組んでいく。

小学生

男の子

自宅学習がすすまない、放デイ行きしぶり

宿題をするのにもかなりの時間がかかり、それ以外の自主的な学習は全くできていない状態。
はっちでは、お子さまの興味が出るような課題の出し方でプリントや問題を解き、その子のできた!をほめて伸ばすスタイル。保護者さまから、「自宅学習に自ら取り組むようになりました」「行きしぶりも全くなく、毎回楽しみに通っていてありがとうございます」とのお言葉をいただくことも。お子さまの興味や学力、将来の目標に合わせて、無理せず学べる方法をご提案。

中学生

女の子

習ったことをすぐに忘れてしまう(学習)

学校で習った直後はできるけど、次の単元を習うと前に習ったことができなくなる。まずは支援員との信頼関係を作り、どのように理解しているか、どこがわからないか、をアウトプットしてもらえるように。小学校の課程からのつまづきポイントが判明し、できるように取り組んでいる。特性により理解しづらい部分や間違えやすい部分があるため、ご本人がやりやすい方法を提案。 「はっちではできている」とご本人からプラスの発言あり。今後は、どこでもできる、という状況につなげていく。