はっち
【まなびの教室】

CONCEPT
コンセプト

お困りごとは、お子さま本人の特性と環境のミスマッチから起こることが多いと考えています。お子さま本人の「環境にあわせる力」を伸ばすことも大事ですが「ミスマッチが少なくなる環境」をお子さま本人や周りの大人が知ることも大切です。

はっちでは環境に適応するために「スキルや能力」を学ぶことも環境を選ぶために「自分のことを学ぶこと」の両方を行っていきます。お子さまの年齢が上がるに連れて、お困りごとも複雑になっていきます。いわゆる難しい年頃になる前から、信頼できる大人との関係づくりも大切だと考えています。

PROGRAM
プログラムについて

はっちでは、決まったカリキュラムに合わせていただくことはありません。個々のお子さまに合わせてプログラムを作っていきます。 プログラムを決めるための個別支援計画の策定には、児童発達管理責任者はもちろんですが、言語聴覚士・公認心理士・保育士・児童指導員など、それぞれの立場から意見を出し合い決めていきます。1対1〜1対3までの個別支援と小集団での支援をお子さまの成長に合わせて実施していきます。

学習支援のプログラム例

文字の読み書きが困難なお子さまの場合、たくさん文字を書き取りしてもうまく改善が見込めないどころが、勉強が嫌いになる場合があります。そのような場合、視覚以外に触覚から情報をいれていく方法があります。
はっちでは、個別の支援で触覚を使って文字や漢字の形を覚えてもらい、発音の練習をしたり、空中に指で文字を書いたりすることから始めます。

ソーシャルスキル
トレーニング例

  • 言葉でのコミュニケーション
例えば、自閉スペクトラム症のお子さまで発語が少ない場合、ご本人が楽しめる遊びと混ぜながら、大きな動作をまねてもらう→小さな動作のまね→音のまねをしてもらうことから始めます。

  • 気持をうまくコントロールできない
「どのような配慮をしたら、癇癪がおきづらいか」を模索したり、癇癪が起きた場合は「適切なおさめ方」を本人ができるように、おさめる方法を本人とステップを踏んで練習していきます。 こちらもご本人が興味をもって楽しめる活動を通して行っていきます。

STAFF
スタッフ紹介

はっち代表
菊池 大祐
Daisuke Kikuchi

慶應義塾大学を中退後、渡米。米国の大学で心理学を学ぶ。教育業にて、小学生から高校生まで3000名以上のご家庭の学習アドバイス、進路指導、キャリアカウンセリングを行う。家族に当事者がおり、今までのご家庭のカウンセリングを通して、発達障害のある子どもの将来に寄与したいと考えるようになり、支援の世界へ。1児の父。

松下 香名美
Kanami Matsushita

児童発達支援管理責任者、社会福祉士。民間企業に勤めた後、小学校にも勤めていた元小学校教諭。特に学習支援を中心に行った実績があり、支援級と普通級の選択や、進路選択でのご家庭からのご相談も多数受けている。

高津 俊康
Toshiyasu Takatsu

言語聴覚士。社会福祉士。高齢者領域でキャリア形成をしつつ、児童分野へ。はっちでの発語や音の聞き取りについて専門的な知見から支援計画の策定に関わる。実際の支援でも子どもに人気。

申 皓
Kou Shin

公認心理師、帝京大学大学院文学研究科臨床心理学専攻を修了。心理臨床センターにて従事した後、放課後等デイサービスへ。はっちでは子どもの発達に関するプログラムの策定に関わる。

後藤 純平
Junpei Goto

保育士。元本屋さん。絵本に詳しい。こどもの発達に興味があり、児童発達支援・放課後等デイサービスへ。休日には子ども食堂のお手伝いをしている。

隅越 涼香
Suzuka Sumikoshi

児童指導員。学童で勤めた後に児童発達支援の世界へ。子どもの成長に寄り添った支援が得意で、はっちでは体を動かすプログラムのリーダーを務める。

FACILITY
施設紹介

支援室①

保護者さまとの面談や、高学年以上の学習支援を行う部屋です。

支援室②

就学前準備のプログラム、個別でのABAセラピーなどを行う部屋です。

支援室③

体を動かすプログラムや小集団でのプログラム、また、保護者同伴での支援を実施するお部屋です。

支援室④

おやつを食べたり、帰りの会をするときに使用します。ホワイトボードには、今日の見通しや活動するお部屋が書かれており、指示理解の練習も行います。